こんにちわ、じゅんさいです。
今回は!(張り切りっ)
羊毛作家やすこさんのワークショップに参加したレポートです。
3回にわたって開催されるワークショップ。
第1回目は『羊毛の基本&水フェルト体験』編です!
羊毛の基本を学びながら、水を使用してフェルトをつくる体験をしました♪
……んぉ!? 「フェルトをつくる」!!?
特技が手汗をかくことの私は(誰が興味あるねん)、手汗で針が滑るので、裁縫や手芸が苦手。
そもそもフェルトを自分で作ろうなんて思ったことがなく、こんなド素人がつくれるもんなの!?
大きな工場の専用機械とかで作るもんじゃないんですか!?
ドウユウコトデスカ!?(大パニック)
そんな状態でのワークショップ参戦です。
「大丈夫かワレ」
▼使う羊毛は、刈った羊の毛を洗って、繊維の方向にとかした状態です。➀▼これを細かくちぎって、縦と横、交互に置いていきます。➁▼後ほど擦るときに、擦りやすいように洗濯ネットをのせて、➂▼弱アルカリ湯をかけ、優しく擦ります。(ぺったんこ)羊の毛は動物性繊維で、人間の髪と同様キューティクルがあります。キューティクルはウロコ状で、通常閉じている状態ですが、食器用洗剤を数滴垂らしたぬるま湯(※「弱アルカリ湯」と呼びます)をかけると、開きます。
その状態の羊毛に擦って刺激を与えることで、開いたキューティクルが閉じ、繊維同士が絡まり出します。(➀で縦と横、交互に置いたことで絡まりやすくなります。)
④▼➂の下地のうえに、染色した羊毛を置いて、(手芸苦手とか言っといてたくさん色使うんじゃないよ)➄▼再度、弱アルカリ湯をかけて優しく擦ります。 下地の羊毛と、柄の羊毛がゆるく絡んだ状態です。↓ここからは、強く刺激を与えて、繊維の絡まりを強くしていきます。
繊維が強く絡まることで、ぎゅっと小さくなっていきます。(ウールのセーターを洗濯機にかけちゃったときに縮むのと同じ現象です)
⑥▼刺激を与えろ!!! 弱アルカリ湯をかけて、タオルに挟んで、コロコロ、ギュッギュ。これを自分好みの大きさになるまで繰り返します。
この作業中、羊毛の繊維たちがタオルの繊維とも絡みだします。これがフェルト化している証拠です。
⑦▼終盤に近付くと、タオル無しで、手でグシャグシャに刺激を与えてもOK!⑧完成。▼裏を見ると、表に置いた色付きの羊毛の繊維が、裏にまで浸食してきていて、繊維同士が絡んでいることが分かります。
…ナニコレ!!羊毛ってオモシロ!!
コースターづくりで羊毛の基本的なことは理解できました。
次はペットボトルホルダーづくりだ!(かかってこい!)
▼➀:型を用意し、コースターと同様、羊毛を細かくちぎって、縦と横交互に置いていきます。
▼こんもりっ羊毛が多いほど、分厚く丈夫なものができます。
➁:コースター同様、これに弱アルカリ湯をかけて、優しく擦ります。
▼➂:裏返したら、型からはみ出ているところを、型に沿って折り曲げる。
④:➂の上に➀➁の作業を行います。
▼➄:そのあとは、コースターと同様に、柄をのせて、優しく擦ったあと、強い刺激を与えるところまで同作業です。
↓コースターとの一番の違いは、くちになる部分をハサミで切る作業が必要なこと!
▼⑥:型を囲んで、くちのない袋状態になっているので、平行な方をハサミで切り、型を取りだします。
⑦:つくりたい大きさになるまで、さらに刺激を与えたら、完成!
毛から、コースターとペットボトルホルダーができたぞぉ~!!
こんなことってあるんデスネ。不思議だ。
厚さが均等にならなかったり難しいところもありましたが、羊毛の原理が分かり、すごくおもしろいワークショップでした。
第2回ワークショップは、『手つむぎ体験&織りコースターづくり』です!
…手強そう。
しかし!!羊毛マスターに俺はなる!!!
阿蘇を愛する27歳女子、会社員。 地元の人しか知らない阿蘇の穴場スポット、さとう農園のこと、趣味のグルメ漁り、などご紹介していきます ♪