活動の目的
REASON

草を食べる牛や馬、ひつじを放牧することで、阿蘇の草原がいつでも生き生きとした状態を保つことができるのです。

阿蘇ひつじ 2021.10.01

羊毛ワークショップ『羊毛の基本&水フェルト』編

こんにちわ、じゅんさいです。

 

今回は!(張り切りっ)

羊毛作家やすこさんのワークショップに参加したレポートです。

 

3回にわたって開催されるワークショップ。

第1回目は『羊毛の基本&水フェルト体験』編です!

羊毛の基本を学びながら、水を使用してフェルトをつくる体験をしました♪

 

……んぉ!? 「フェルトをつくる」!!?

 

特技が手汗をかくことの私は(誰が興味あるねん)、手汗で針が滑るので、裁縫や手芸が苦手。

そもそもフェルトを自分で作ろうなんて思ったことがなく、こんなド素人がつくれるもんなの!?

大きな工場の専用機械とかで作るもんじゃないんですか!?

ドウユウコトデスカ!?(大パニック)

 

そんな状態でのワークショップ参戦です。

「大丈夫かワレ」

 

【1stステージ:フェルトのコースターをつくる】

▼使う羊毛は、刈った羊の毛を洗って、繊維の方向にとかした状態です。➀▼これを細かくちぎって、縦と横、交互に置いていきます。➁▼後ほど擦るときに、擦りやすいように洗濯ネットをのせて、➂▼弱アルカリ湯をかけ、優しく擦ります。(ぺったんこ)羊の毛は動物性繊維で、人間の髪と同様キューティクルがあります。キューティクルはウロコ状で、通常閉じている状態ですが、食器用洗剤を数滴垂らしたぬるま湯(※「弱アルカリ湯」と呼びます)をかけると、開きます。

その状態の羊毛に擦って刺激を与えることで、開いたキューティクルが閉じ、繊維同士が絡まり出します。(➀で縦と横、交互に置いたことで絡まりやすくなります。)

④▼➂の下地のうえに、染色した羊毛を置いて、(手芸苦手とか言っといてたくさん色使うんじゃないよ)➄▼再度、弱アルカリ湯をかけて優しく擦ります。 下地の羊毛と、柄の羊毛がゆるく絡んだ状態です。↓ここからは、強く刺激を与えて、繊維の絡まりを強くしていきます。

繊維が強く絡まることで、ぎゅっと小さくなっていきます。(ウールのセーターを洗濯機にかけちゃったときに縮むのと同じ現象です)

⑥▼刺激を与えろ!!! 弱アルカリ湯をかけて、タオルに挟んで、コロコロ、ギュッギュ。これを自分好みの大きさになるまで繰り返します。

この作業中、羊毛の繊維たちがタオルの繊維とも絡みだします。これがフェルト化している証拠です。

⑦▼終盤に近付くと、タオル無しで、手でグシャグシャに刺激を与えてもOK!⑧完成。▼裏を見ると、表に置いた色付きの羊毛の繊維が、裏にまで浸食してきていて、繊維同士が絡んでいることが分かります。

…ナニコレ!!羊毛ってオモシロ!!

 

【2ndステージ:ペットボトルホルダーをつくる】

コースターづくりで羊毛の基本的なことは理解できました。

次はペットボトルホルダーづくりだ!(かかってこい!)

▼➀:型を用意し、コースターと同様、羊毛を細かくちぎって、縦と横交互に置いていきます。

▼こんもりっ羊毛が多いほど、分厚く丈夫なものができます。

➁:コースター同様、これに弱アルカリ湯をかけて、優しく擦ります。

▼➂:裏返したら、型からはみ出ているところを、型に沿って折り曲げる。

④:➂の上に➀➁の作業を行います。

▼➄:そのあとは、コースターと同様に、柄をのせて、優しく擦ったあと、強い刺激を与えるところまで同作業です。

↓コースターとの一番の違いは、くちになる部分をハサミで切る作業が必要なこと!

▼⑥:型を囲んで、くちのない袋状態になっているので、平行な方をハサミで切り、型を取りだします。

⑦:つくりたい大きさになるまで、さらに刺激を与えたら、完成!

毛から、コースターとペットボトルホルダーができたぞぉ~!!

こんなことってあるんデスネ。不思議だ。

 

厚さが均等にならなかったり難しいところもありましたが、羊毛の原理が分かり、すごくおもしろいワークショップでした。

 

第2回ワークショップは、『手つむぎ体験&織りコースターづくり』です!

…手強そう。

しかし!!羊毛マスターに俺はなる!!!

junsai

じゅんさい

阿蘇を愛する27歳女子、会社員。 地元の人しか知らない阿蘇の穴場スポット、さとう農園のこと、趣味のグルメ漁り、などご紹介していきます ♪

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